双極性障害は心の生活習慣病ではないと思うのだ
ネットを見ていると双極性障害について触れられた有識者の評論が目にとまった。
するとこんなことが書かれてある・・・>発症には、神経の情報伝達システムの脆弱性と、引き金となるストレスが関わると考えられている。
これには同意できないなぁと思った。
情報伝達システムの脆弱性って、弱いというか障害なんだからさぁ。
加えて、一番納得いかなかったのは以下のことば。「双極性障害は“心の生活習慣病”のようなもの…」
この言葉を曲げて解釈しているだけかもしれないが、生活習慣病…こういう言われ方をすると、その言葉から受けるイメージは“自分の体に気をつけていなかった結果”ではないだろうか?
医学的なデータはまだ出ていないものの、双極性障害は遺伝的要素も強いのでは、と予測されている。もちろん生活習慣病だってそうだろう。
しかし、そのために予防策を講じることは十分に可能だ。ある日突然発症する双極性障害と同等とするのはいかがなものか?…とはいえ、大きな書店に行っても「うつ病の本」は多く販売されていても、あまり見当たらないのが「躁うつ病」の本。
世の中・・・うつ病と〝躁鬱病〟はよく似た病名で混同されやすい感があるが、当事者としては根本的に差異がある病気と疾患だと思う。
そこを踏まえつつ、有識者の評論と当事者視点とに温度差を感じてしまったのが正直な感想だった。
――さて、最近の状態。
- 午前は調子もよく、今後の仕事のスケジュールを組んだり、買い物に出かけたりと気持ちよく過ごせている。
- 一方で、午後は何かきっかけがあったわけではないのだが、徐々にダルくなる感じがする。そして、読書でもしようと思うが、すぐに寝て(落ちて)しまう。
- 昨日飲み屋で話題に出た統合失調症のある漫画家のサイトを読み始めて落ちる。違う病気だし、症状もまったく違う。だけど、怖い。自分がどうなってしまうのか怖くて仕方ない。精神疾患というくくりでは、うつ病ではなく統合失調症と同じカテゴリに入るわけだから、そういう意味で根拠はないがなぜだか怖い。
- 眠剤を飲んだが眠れない。布団に入りながら涙がこぼれる。どこへ行ったらいいのか、どうしたらいいのか?先が見えない。不安で仕方ない。今請けている仕事もできるだろうか。やらなくちゃいけないからやるんだろうが、また大きく落ちてしまうんじゃないか、と不安が襲う。
- 朝早く出発する旦那を見送ってから二度寝してしまう。その後起きだし、仕事がないので「休みの日にしたいことリスト」 の中から一番しやすいことだけする。すなわち散歩と机の引き出しの整理。昼間は温かかったので散歩も気持ちよくできた。引き出しの整理はしたくなかったが、こなすことができた。
- 夜は知人の写真展を見に行き、飲みに行く。少人数なのと、旦那が一緒なので落ち着いて過ごせる。強いお酒をちょびちょびと。酒が抜けないので、夜の薬は抜いておく。
- 抗欝剤を飲んでるわりには上がらない。「微妙な線で調整したい時にはいい薬なんだよ」と主治医は言うけど、なんだかどちらかというと下がっている日が多い気が。気のせいか?
- 仕事中は集中しているので気付かないが、終わったあとに どっと疲れが出る。眠気がひどい。一日中眠い。
- スケジュールがいろいろ変更になり、振り回されずに集中しようとして余計に疲れる。ただ、気分は落ち気味。 でも、翌日の準備だけはしないと気がすまない。焦っている。
生活習慣の修復といった観念で当事者のクオリティライフが向上すれば良いのだが・・・そう簡単に立ち振る舞える障害ではない。