双極性障害の症状は双極性障害の当事者でなければ理解しがたい

双極性障害の症状のつらさについて主治医からこんなお言葉をいただいた。
「アナタが病気で辛いのは、周囲の人はなったことがないんだから、わかるわけがないんですよ〜」
主治医の語調は軽い感じだったがつまり、双極性障害の症状を共感するためにはやはり、双極性障害の当事者でなければ難しいと言いたいんでしょう。

主治医はけっこうドライというか悪く言うと軽薄というか…かといって不信感のある軽薄さではなく脳の疾患だからと気落ちしてばかりではなく、双極性障害であることはいろいろと日常生活に支障が生じるけれどイコール不幸だと考えてはいけないんだよと…そんなスタンスで患者に向き合うタイプのドクターだ。

それで今回の主治医の言い方だが、私はそれをとても明るく受け止めることができた。
先生の技だね、こりゃ。
私は盲腸になったことがない、だから盲腸の人の辛さはわからない。
おんなじ。

だけど、と言いたくなるときもある。プンプン!


ところで、「結局ウツなんてね、笑えば治るんですよ」と言われたことがある。
ある程度冷静だったので、
「んー、議論しても意味がないようなので、これだけ言っておきます。
『ガンで苦しんでいる人に、同じように“笑えば治る”って言えますか?』」
と答えた。
どうしても、“心の病”というヤツは気合いとか根性とか、
もしくは気の持ちようなんていう曖昧なもので治るものと
思われてしまいがち。

仕方ない、その人がなったことがない病気だから。

また、その他のケースでは、
私「一番辛いときはさ、社内中の人が自分を笑ってる気がしちゃってたんだよね」
友人「そんなの妄想に決まってるじゃない(笑)!」
というのもあったな。
私「それがアタマでわかってても、感情がどうにもついていかないから辛いんだよ」
と話したけど、やっぱり分かってもらえないんだろうな。

上がったり下がったり。
今は下がり気味で、軽い抗欝薬をもらっている。
それでもときどき落下してしまう。
かといって強い抗欝薬をもらってしまって、
この気分の上下のふり幅が大きくなってしまったらおおごと。
困ったものだ。

双極性障害と…
仲良くなれるかなぁ…
とうつ気味の私は思ってしまったりする。

このブログの人気の投稿

双極性障害にアルコールは禁忌ですが……飲んでる私

躁と鬱の転じ合いは双極性障害の混合状態